■テスラのEVなどで4月1日開始、事業性など検証、期待強まる
スマートバリュー<9417>(東1)は3月31日、一段高となり、午前10時過ぎに一時ストップ高の552円(80円高)まで上げて約2ヵ月半ぶりに今年の高値を更新している。29日付で、モビリティのシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」が北海道電力<9509>(東1)の実証事業に採用され4月1日から事業性と運用面の課題を検証することになったと発表し、以後、騰勢を強めている。
発表によると、本実証事業は、カーボンニュートラル実現に向けて取り組みを進めている民間企業11社に利用される形で行われる。クルマは「テスラモデル3」や「日産リーフ」といったEV(電気自動車)を活用。テスラAPI(テスラアプリ)を利用するためのモジュールを用意しており、走行距離、充電残量、充電器への接続状況といったクルマで取得された情報を「Kuruma Base」へ連携できる仕組みを実装していく。スマートフォンでクルマの施錠開錠を行うことなどもできるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)