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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める動きに~

発行済 2022-06-10 08:37
更新済 2022-06-10 08:45
© Reuters.
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10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める動きに
■積水ハウス、1Q営業利益 60.5%増 877億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:積水ハウス、米4社を686億円で買収、テキサス州戸建住宅


■売り一巡後の底堅さを見極める動きに

10日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める動きになりそうだ。
9日の米国市場はNYダウが638ドル安だった。
中国上海の一部区域で都市封鎖が再開され世界経済の成長鈍化懸念がくすぶり、週次の失業保険申請件数が予想以上に増え、労働市場の鈍化懸念が浮上し売りに一段と拍車がかかった。
さらに、消費者物価指数(CPI)の発表を控え、高インフレへの警戒感も強まり終日軟調に推移。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円安の27910円。
円相場は1ドル134円40銭台で推移している。


シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。
メジャーSQに絡んだ商いの影響も加わり、やや下へのバイアスが強まる可能性はあるだろう。
日経225先物はナイトセッションで3月末の戻り高値まで上昇したことから、いったんは達成感が意識されやすいところでもある。


ただし、売り一巡後は底堅さが見られる可能性はあるだろう。
欧州中央銀行(ECB)が7月に量的緩和を終了すると決め、0.25%の利上げに踏み切る方針を示した。
金融政策の正常化による欧州景気の減速が世界景気を下押しするとの警戒が強まる一方で、日銀は金融緩和政策の維持を強調しており、金利差を狙った海外勢による資金流入が意識されやすく、相対的に日本株の底堅さは見られそうだ。


米国市場は終盤にかけて下落幅を広げる動きとなったが、10日に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、ヘッジ対応の売りが膨らんだ可能性がある。
CTAによる仕掛け的な動きも意識されているようである。
東京市場においてもCPI待ちの流れになると見られるが、相当織り込まれたと見られるため、CPI通過後のアク抜けも意識されやすいところだ。
そのため、底堅さを見極めつつ、押し目を拾うスタンスになるだろう。


また、ギャップダウンから始まることから、SQ値が下で決まる可能性がある。
SQ値が支持線として機能するようであれば、押し目買いも入れやすくなると見られる。
国内では政策期待も根強いことから、インデックスに絡んだ商いに振らされつつも、テーマ性のある銘柄などへの物色が見られるほか、相対的に出遅れている中小型株などを見直す動きも意識されそうだ。



■積水ハウス、1Q営業利益 60.5%増 877億円、コンセンサス上回る

積水ハウス (TYO:1928)が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比22.2%増の7436.71億円、営業利益は同60.5%増の877.69億円だった。
コンセンサス(580億円程度)を上回る。
国内外の住宅事業の受注が好調に推移する等、各ビジネスが順調に進捗した。



■前場の注目材料

・日経平均は上昇(28246.53、+12.24)
・1ドル=134.30-40円
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化


・積水ハウス (TYO:1928)米4社を686億円で買収、テキサス州戸建住宅
・三井物産 (TYO:8031)KDDIと都市DXで新会社、人流情報など可視化
・村田製作所 (TYO:6981)ベトナムに新棟、電子機器・車向けコイル生産
・太平洋セメ (TYO:5233)サーチャージ制導入、石炭実勢価格を反映
・ヤマハ発 (TYO:7272)JAFと低速モビリティーで協業、観光活性化・移動困難解消
・NEC (TYO:6701)川崎に5G共創施設、50社と社会実装推進
・日本製紙 (TYO:3863)印刷・情報用紙を再値上げ、ウクライナ情勢・円安が追い打ち


☆前場のイベントスケジュール


・10:30 中・5月消費者物価指数(前年比予想:+2.2%、4月:+2.1%)
・10:30 中・5月生産者物価指数(前年比予想:+6.4%、4月:+8.0%) <ST>

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