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午後3時のドルは上昇137円後半、ショートカバー優勢

発行済 2022-07-22 15:28
更新済 2022-07-22 15:36
© Reuters.  7月22日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(137.37/40円)から上昇し137.88/90円で推移している。写真は米ドル紙幣。2月撮影(2022年

[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(137.37/40円)から上昇し137.88/90円で推移している。ユーロ安/ドル高の流れが波及したほか、時間外取引の米長期金利の小幅な上昇を背景にドルのショートカバーが優勢となった。

ドルは朝方、週末を控えた持ち高調整のドル売り/円買いに押され、一時137.03円付近まで下落。仲値にかけては実需のドル買いフローが多くみられ、日経平均株価が上昇に転じるなどリスク回避姿勢が和らいだことからもあって買い戻しがが入った。ただ、137円後半でじり高となった後は「上値追いに慎重になっている」(国内金融機関)との声が聞かれた。

前日に発表された米経済指標は低調な結果が相次ぎ、「米国の景気後退の兆しが見えてきた。半年程度みられなかった円の逃避買いが戻ってきている可能性がある」と、ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏は指摘する。

足元の米長期金利が再び3%下回る水準まで低下したことからドルの調整売りが出やすくなっており、「目先は136.50円付近で下げ止まるかどうか注目」(若林氏)という。

ユーロ/ドルは軟調。市場では「本来ならばもっとユーロは上昇してもおかしくない。ただ、今後の利上げについて先行き不透明感が強いことや、欧州のスタグフレーション懸念がより意識されたようだ」(外銀)との声が聞かれた。  

ガスパイプライン「ノルドストリーム1」を通じたガス供給再開や欧州中央銀行(ECB)理事会が0.5%の利上げに踏み切ったことを受けて、ユーロは当初買いで反応した。

しかし長続きはせず、その後ユーロは売りに転じた。ラガルドECB総裁が、利上げペースが加速してもターミナルレート(利上げの最終地点)に変更はないとの認識を示したことや、同時に発表されたユーロ圏の「域内格差」を防ぐ債券買い入れの枠組み、伝達保護措置(TPI)の詳細が不透明であることから、失望感売りが広がった。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 137.88/90 1.0182/86 140.44/48

午前9時現在 137.06/08 1.0218/22 140.07/11

NY午後5時 137.37/40 1.0228/32 140.47/51

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