24日の日経平均は3営業日続伸。
267.35円高の28383.09円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。
また、TOPIXは24.05ポイント高の2018.80と8月17日以来約3カ月ぶりに2000ポイントを回復して取引を終えている。
11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、「利上げペースを近く減速させることが適切になる」と示されたことなどから、前日の米国市場で主要株価指数は続伸。
この流れを受けた東京市場は、幅広い銘柄に買いが先行する格好となった。
寄り付き直後には一時28502.29円と取引時間中としては、9月13日以来約2カ月半ぶりに28500円を回復。
買い一巡後は24日の米国市場が感謝祭で休場となるだけに、海外投資家の動きは鈍く、次第に様子見ムードが広がった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。
セクター別では、石油石炭とゴム製品、輸送用機器を除く30業種が上昇し、海運、卸売、銀行、保険などの上昇が際立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク (TYO:8035)、アドバンテス (TYO:6857)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)が堅調だった半面、ファーストリテ (TYO:9983)、第一三共 (TYO:4568)、KDDI (TYO:9433)、エプソン (TYO:6724)が軟化した。
米国市場の流れを引き継ぐ格好から東京市場でもリスク選好ムードが広がり、幅広い銘柄に買いが波及した。
また、23日に行われたサッカーワールドカップ(W杯)1次リーグ予選で、日本が強豪国のドイツに逆転勝ちしたことから、関連する銘柄には個人主体の値幅取り狙いの資金が流入した。
ただし、円相場が1ドル=138円台へと円高に振れているため、為替メリットのはく落が警戒され、自動車株など輸出関連株の一角が軟化したことが相場の上値を抑える要因になったとみられる。
日経平均は大幅に上昇したが、海外勢の市場参戦は少なくヘッジファンドなどの短期筋中心だ。
また、心理的な節目である28500円に乗せたことで目先の達成感が台頭しているほか、欧米の積極的な利上げによる影響から今後は欧米を中心に景気減速、業績の悪化が想定されるだけに、材料待ちの状態で目先は値固め局面と位置づけておきたい。
267.35円高の28383.09円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。
また、TOPIXは24.05ポイント高の2018.80と8月17日以来約3カ月ぶりに2000ポイントを回復して取引を終えている。
11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、「利上げペースを近く減速させることが適切になる」と示されたことなどから、前日の米国市場で主要株価指数は続伸。
この流れを受けた東京市場は、幅広い銘柄に買いが先行する格好となった。
寄り付き直後には一時28502.29円と取引時間中としては、9月13日以来約2カ月半ぶりに28500円を回復。
買い一巡後は24日の米国市場が感謝祭で休場となるだけに、海外投資家の動きは鈍く、次第に様子見ムードが広がった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。
セクター別では、石油石炭とゴム製品、輸送用機器を除く30業種が上昇し、海運、卸売、銀行、保険などの上昇が際立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク (TYO:8035)、アドバンテス (TYO:6857)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)が堅調だった半面、ファーストリテ (TYO:9983)、第一三共 (TYO:4568)、KDDI (TYO:9433)、エプソン (TYO:6724)が軟化した。
米国市場の流れを引き継ぐ格好から東京市場でもリスク選好ムードが広がり、幅広い銘柄に買いが波及した。
また、23日に行われたサッカーワールドカップ(W杯)1次リーグ予選で、日本が強豪国のドイツに逆転勝ちしたことから、関連する銘柄には個人主体の値幅取り狙いの資金が流入した。
ただし、円相場が1ドル=138円台へと円高に振れているため、為替メリットのはく落が警戒され、自動車株など輸出関連株の一角が軟化したことが相場の上値を抑える要因になったとみられる。
日経平均は大幅に上昇したが、海外勢の市場参戦は少なくヘッジファンドなどの短期筋中心だ。
また、心理的な節目である28500円に乗せたことで目先の達成感が台頭しているほか、欧米の積極的な利上げによる影響から今後は欧米を中心に景気減速、業績の悪化が想定されるだけに、材料待ちの状態で目先は値固め局面と位置づけておきたい。