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東芝 (TYO:):4455円(-295円)
大幅反落。
日本産業パートナーズを中心とした買収提案の内容が固まりつつあると伝わっている。
業績悪化と買収後の運転資金なども踏まえ、最大2兆2000億円程度を想定していたTOB総額を2兆円弱にとどめる検討も始めているようだ。
これに伴い、買収プレミアムの低下を織り込む動きとなっているもよう。
先週末には主要銀行の融資方針を受けて、非公開化へ向けた流れの前進をポジティブ視する動きも強まっていた。
ローソン (TYO:):4910円(-150円)
大幅続落。
完全子会社の成城石井が東証への上場申請を取り下げると発表している。
欧米景気の先行きが不透明な中で、海外機関投資家からの資金調達が想定通り進まない可能性を考慮したもよう。
成城石井では9月に新規上場を申請し、早ければ23年春頃にも上場が認められるとみられていた。
今後も上場を目指す方針は維持するようだが、申請手続きの再開時期などは未定。
含み資産の拡大など株式価値向上への期待が後退の形に。
ミツウロコHD (TYO:):1178円(+154円)
大幅反発。
先週末に23年3月期の業績上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の31億円から63億円にまで大きく引き上げ、前期は8.2億円であった。
発電事業者より相対契約で調達した電源が大部分を占めるため、電力不足による市場高騰の影響を最低限に留めることができたとしている。
資産除去債務認識に伴う特別損失17.4億円を新たに計上するものの、純利益も27億円の従来計画から30億円に引き上げへ。
オーナンバ (TYO:):786円(+100円)
ストップ高。
先週末に22年12月期の業績上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の15.5億円から22億円、前期比倍増の水準にまで引き上げ。
サプライチェーンの改善が想定以上に進んだことで、ワイヤーハーネス部門を中心に売上高が増加、円安による為替のプラス効果も加わったもよう。
年間配当金も従来計画の16円から22円に引き上げ、前期比では8円の増配となる。
上振れ自体は想定線だが、修正幅の大きさや大幅増配を評価。
西松屋チェ (TYO:):1423円(+69円)
大幅反発。
先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は103億円で前年同期比4.2%減益となり、上半期実績の同3.9%増からは減益に転じている。
ただ、上半期決算時の業績下方修正がネガティブインパクトにつながって株価が下落していたほか、為替の円安進行による悪影響も織り込まれていたとみられ、目先のあく抜け材料と捉えられる形に。
なお、通期予想の113.5億円、前期比7.4%減は今回据え置いている。
DDS (TYO:):82円(+13円)
一時ストップ高。
指紋認証及び汗孔認証アルゴリズムに関する2件の特許出願について、中国で権利化が完了したと発表している。
日本国内でも権利化済み。
各特許は、近接するマニューシャ(指紋の特徴点)間の濃淡情報から周波数成分を抽出してマニューシャの位置と周波数成分の類似度で照合させる方法、汗孔などの指紋隆線の微細構造を解析することで認証を行う高精度の認証アルゴリズムについて照合の原理を示したもの。
ワンプラ (TYO:):1390円(+198円)
一時ストップ高。
Happy Elements(京都市)を割当先として新株35万株を発行すると発表している。
調達資金の約4.18億円は、新規タイトル開発に係る人件費や外注費に充てる。
Happy Elementsは中国を拠点にモバイルゲーム事業を展開する企業グループの日本法人で、新株割当後は13.99%を所有する第2位株主となる。
今後、業務面での両社の関係性を強化することを視野に入れて検討を進めるという。
ホープ (TYO:):224円(+8円)
大幅に反発。
23年3月期の営業損益予想を従来の1.26億円の黒字から1.81億円の黒字(前期実績166.51億円の赤字)に上方修正している。
広告事業での媒体販売、ジチタイワークス事業でのサービス受注が堅調に推移しているため。
また、各種サービスの収益性が改善傾向にあるほか、販管費のコントロールでマーケティングコストが想定より抑えられる見通しとなったことも利益を押し上げる要因としている。
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