個別銘柄戦略:セ硝子や三越伊勢丹などに注目

*09:09JST 個別銘柄戦略:セ硝子や三越伊勢丹などに注目 昨日27日の米株式市場でNYダウは72.17ドル高の32889.09、ナスダック総合指数は72.04pt高の11466.98、シカゴ日経225先物は大阪日中比125円高の27535円。
為替は1ドル＝136.10-20円。
今日の東京市場では、政府が中国からの渡航者への水際対策を緩和すると発表したことから三越伊勢丹 (TYO:3099)などインバウンド関連株に資金が向かいやすいだろう。
個別の材料では、23年3月期業績予想を上方修正したセ硝子 (TYO:4044)、23年3月期業績予想の上方修正と増配を発表した冨士ダイス (TYO:6167)、発行済株式数の1.6％上限の自社株買いと消却を発表した三住トラスト (TYO:8309)、ガソリンスタンドで次世代バイオ燃料を一般向けに販売すると発表したユーグレナ (TYO:2931)、米国での値上げを発表したラウンドワン (TYO:4680)、東証スタンダードでは、23年3月期業績予想の上方修正と増配を発表した菊水HD (TYO:6912)、株主優待制度を導入した協栄産業 (TYO:6973)、2月度の既存店売上高が17.5％増となったパレモHD (TYO:2778)、合成樹脂メーカーと業務提携したアルマード (TYO:4932)などが物色されそうだ。
一方、株式売出しを発表したゆうちょ銀行、23年3月期利益予想を下方修正した明電舎 (TYO:6508)、東証スタンダードでは、株主優待制度の敗訴を発表した日本モーゲージ (TYO:7192)、23年3月期の減配を発表したジオスター (TYO:5282)などは軟調な展開となりそうだ。