プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

個人投資家hina:「三空踏み上げ相場と私の保有株」【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2023-11-08 18:00
更新済 2023-11-08 18:15
7011
-
*18:00JST 個人投資家hina:「三空踏み上げ相場と私の保有株」【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


-----------
※2023年11月07日15時に執筆

『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。
ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】にレギュラー出演中。
Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。
CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。
株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。
増刷中です。


○米国市場
先週末の米国株式市場はNYダウが+222ドル、+0.66%の34061ドル、NASDAQは+184ポイント、+1.38%の13478ポイントと上昇しています。
先週末金曜日の夜に発表された米雇用統計の内容が事前予想よりも悪かったことで、FRBの利上げ観測の後退、利下げ時期の速まりなどの期待も高まり、米長期金利が一気に低下しました。
長期金利の低下が米株式市場には後押し材料となり、特にNASDAQは大きく上昇しました。
エヌヴィディアなど半導体関連が強めに推移したことで、本日の日本株にもプラスの影響がありました。


○日本市場
3連休明け後の日経平均は大幅に上昇しています。
本日の日経平均の寄り付きは+501円の32450円からの始まりとなりました。
寄り後も徐々に買い進まれていき、すぐに32600円台までつけていきました。
10時以降は32700円を挟んだもみ合いが続いています。
先週末の日本市場は3連休前、雇用統計前ということでポジションは残しにくい雰囲気はあったと思います。
週末土曜日の朝の時点で、米国市場の結果をチェックしたとき、CMEの日経平均先物が先週木曜日の終値比で+800円ほど上の値段で引けているのを見た時には思わず、えーそんなにー、と思った人は多かったのでは、と思います。


日経平均は10月30日には安値30538円をつけました。
そこからほんの4日間ほどで2200円以上の上昇になってきており、日足のローソク足は3つの窓を開けての急伸になっています。
この3つの窓を開けての上昇は酒田五法というローソク足分析方法では、三空踏み上げ、という名前がついていて、急騰注意という状態ではあります。
「三空踏み上げには売り向かえ」という格言もあり、3つの窓を開けて急伸するときにはやり過ぎているかもしれないので、売り向かうとも書かれてもいます。


私は、これは半分だけ賛成で、利食いの反対売買を出すのは良いと思いますが、売り新規を建てて下がるのを期待するのはやめたほうが良いと思っています。
往々にして相場には行き過ぎがあります。
急激に上がりすぎているからとなんとなくの水準感で売りを建てるのは、危ない行為かなと思っています。
この勢いなら33000円もすぐ、というような勢いになってきていますが、みんなが強気になったときは危ないというのはありますので、大きく上昇したところで買いを膨らますのはやめておきたいところですね。


・三菱重工業 (TYO:7011)
本日13時半に決算発表がありました。
「三菱重、上期最終が70%増益で着地・7-9月期も11%増益」とヘッドラインも強めですが、株価は一瞬急落、その後急伸していきました。

2023年度第2四半期決算説明資料では、受注高が1兆円の増額修正とありました。
航空・防衛・宇宙の部門が8000億円増、エナジーが2000億円増という内訳でした。
これを受けて、株価は発表後急落の後、急伸、その後も徐々に買われて行くような展開が続きました。
1兆円の受注増というのはすごいですね。
細かにどの分野がどれだけ増えるのかは現時点ではわかりませんが、防衛関連としてさらに注目度は上がりそうかなという内容でした。
個人的に保有している株なので長期視野で見ています。


・KOKUSAI (TYO:6525)
10月31日に私のメルマガで取り上げた半導体製造装置の開発や製造・販売の会社です。
10月25日に上場したばかりの銘柄です。
まだ上場したばかりで激しい値動きのさなかにありますが、ここ2日間は切り返してきています。
10月31日に2879円の高値をつけた後、11月1日に2262円安値までの下落の後、切り返してきており、6日高値は2672円をつけました。
まだ値動き激しめなので増やしにくいところですが、少しポジションは少な目で入ってみています。


本日の引け時点での時価総額は6106億円となっており、時価総額の大きさからファンドなどへの一定額の組み込みのニーズ、つまり買いの需要は発生するのでは、と思います。
半導体関連になりますので、半導体関連銘柄と歩調を合わせる動きはあります。
本日半導体関連は強めに推移していて、歩調を合わせるようにコクサイエレも強めで推移していました。
この流れが続いてくれれば、10月31日の高値2879円が見えなおしてくるような相場も?という目線で見ています。
同社も私の保有株のひとつです。
値動きは激しめですので、ポジション量は少な目のまま、短気視野ですが、今はこのままホールドしておいてみたいと思っています。


----
執筆者名:hina
ブログ名:hinaの株ブログ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます