サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

想定内のこう着、押し目拾いのスタンスは継続

発行済 2015-09-03 12:05
更新済 2015-09-03 12:33
想定内のこう着、押し目拾いのスタンスは継続
9983
-
9984
-
 日経平均は反発。
257.58円高の18352.98円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えた。
2日の米国市場では、8月ADP雇用統計が好感されたほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気拡大が示されたことをきっかけに、上げ幅を拡大させており、NYダウは293ドル高に。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の18305円だった。
 大阪225先物の寄り付きは18380円とシカゴ水準を上回ってのスタート。
ギャップ・アップでのスタートにより、値がさの一角などは買い気配から始まる銘柄も目立った。
ただし、NYダウ先物が弱い動きをみせていることもあり、日経平均は寄り付き直後につけた18481.57円を高値に、その後は18300円を挟んでのこう着が続いている。
 セクターでは33業種全てが上昇しており、保険、医薬品、ガラス土石、輸送用機器、金属製品、食料品、情報通信、鉱業、非鉄金属、ゴム製品などの強さが目立つ。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の8割近くを占めている。
規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。
 幅広い銘柄が上昇して始まり、日経平均は一時18500円に迫る局面をみせた。
その後は5日線が上値抵抗として意識されているが、想定内の値動きであろう。
買い気配から始まったファーストリテ (TOKYO:9983)が下げに転じており、日経平均の重石といったところ。
ソフトバンクグ (TOKYO:9984)も下げに転じており、指数インパクトの大きいところが、冴えないことから、上値追いを慎重にさせている。
 とはいえ、中国が休場となっていることから乱高下はなく、全体としては落ち着いた中で、中小型株などへの物色が目立っている。
週末には米雇用統計を控えていることからオーバーナイトのポジションは取りづらいところであろう。
ただ、現在の株価水準が直近ボトム圏で推移している銘柄が多く、米利上げ再開によるアク抜けを想定した押し目拾いのスタンスは継続しておきたい、(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます