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午後3時のドルは144円後半、リスク選好の円売り優勢

発行済 2024-01-10 15:19
更新済 2024-01-10 15:27
© Reuters.  1月10日、午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(144.47/50円)に比べてドル高/円安の144円後半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(
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Hiroko Hamada

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(144.47/50円)に比べてドル高/円安の144円後半で推移している。東京株式市場で日経平均が3万4000円台に乗せ、約33年10カ月ぶりの高値圏で推移する中、リスクオンの円売りが進行した。一方、2023年11月の毎月勤労統計(速報)で実質賃金の減少が続いていることが確認され、日銀の政策修正観測が後退したことも円売りを誘ったとの見方があった。

ドルは朝方144円前半で推移していたが、仲値にかけてじりじりと上昇。正午過ぎには144.93円付近の高値を付けた。日経平均は一時、前営業日比700円超値上がりするなど堅調な地合いが続き、「リスクオンの円売りが進行したようだ」(国内運用会社・チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。クロス円でも円安進行がみられ、ユーロ/円は158円前半で推移している。

厚生労働省が10日に公表した23年11月の毎月勤労統計によると、実質賃金は前年比3.0%減少し、20カ月連続のマイナスとなった。労働者1人当たり平均の名目賃金を示す現金給与総額は、前年比0.2%増の28万8741円。10月は1.5%増だった。市場では「ヘッドラインだけみると意外感のある数字だったため、日銀のマイナス金利解除観測がやや後退し、円安の要因となった可能性はある」(ニッセイ基礎研究所・上席エコノミスト、上野剛志氏)との指摘が聞かれた。

ドル/円はしっかりした値動きとなった一方、145円台に近付くと上値の重さも意識され、午後3時にかけては小動きとなった。マネックス証券のチーフ・FXコンサルタント、吉田恒氏は「米金利の上昇余地は限られるとみられ、目先は米金利高につられたドル高がどこまで続くかを確認する段階に入るのではないか」と話した。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 144.77/144.78 1.0932/1.0934 158.27/158.28

午前9時現在 144.42/144.45 1.0930/1.0934 157.88/157.92

NY午後5時 144.47/144.50 1.0929/1.0933 157.93/157.97

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