■NY株式:ダウは78ドル安、VW排ガス不正問題や中国経済減速を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :16201.32 終値 :4734.48
前日比:-78.57 前日比:-18.27
始値 :16257.11 始値 :4717.89
高値 :16257.11 高値 :4746.21
安値 :16016.36 安値 :4670.12
24日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は78.57ドル安の16201.32、ナスダックは18.27ポイント安の4734.48で取引を終了した。
フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題の波及が懸念されており、欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。
建設機械のキャタピラー(CAT)が大規模な人員削減策を発表したことで中国経済の減速による影響も嫌気され、終日軟調推移となった。
原油相場や商品相場に買戻しが入ったほか、夕方に開催されるイエレンFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑から引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスやメディアが下落した。
建設機械のキャタピラーは通期の業績見通しを下方修正したほか、18年までに最大1万人の人員削減策を発表し、下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は中国からの380億ドル相当の受注獲得が報じられたが軟調推移。
フォルクスワーゲンに続き独自動車大手BMWのディーゼル車の排ガス量が欧州連合(EU)規制を超過しているとの報道からデルファイ・オートモーティブ(DLPH)など米国の一部部品メーカーも売られた。
一方で、アパレルのラルフローレン(RL)はシティ・グループによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
マーケット終了後にスポーツ用品のナイキ(NKE)が発表した6-8月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は120円05銭、世界経済への懸念が再燃、リスク回避加速 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円21銭まで下落後、120円08銭まで上昇し120円05銭で引けた。
米国の8月耐久財受注やシカゴ連銀全米活動指数がマイナスに落ち込んだため、ドル売りが優勢となった。
また、ノルウェー中銀が予想外の利下げに踏み切るなど世界経済の鈍化懸念が再燃し、リスク回避の円買いも加速した。
ユーロ・ドルは、1.1296ドルまで上昇後、1.1207ドルまで下落し1.1231ドルで引けた。
米国の早期利上げ観測を受けたドル買いが後退したほか、ユーロキャリー取引の巻き戻しが加速した。
ユーロ・円は、134円25銭まで下落後、134円90銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.5201ドルまで下落後、1.5289ドルまで反発。
ドル・スイスは、0.9668フランへ下落後、0.9772フランまで上昇した。
■NY原油:反発で44.91ドル、米在庫減の観測やドル安傾向による買い勝る NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:44.91↑0.43)。
43.94ドルから一時45.17ドルまで上昇した。
米エネルギー情報のジェンスケープ社が、9月22日までの週で原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が減少した、との見通しを示したといわれること。
また、ドル安傾向で割安感が強まったことが、原油の買いにつながった。
一方、この日発表の米国の8月耐久財受注が5月以来のマイナスに落ち込んだこと。
独フォルクスワーゲンの排ガス不正問題をきっかけに株安が拡大していることで、景気減速による需要後退懸念の売りもみられ、上昇幅は縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.57ドル -0.155ドル(-0.99%) モルガン・スタンレー(MS) 31.98ドル -0.340ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)177.21ドル -2.200ドル(-1.23%) インテル(INTC) 28.48ドル -0.260ドル(-0.90%) アップル(AAPL) 115.00ドル +0.680ドル(+0.59%) グーグル(GOOG) 625.80ドル +3.440ドル(+0.55%) フェイスブック(FB) 94.41ドル +0.440ドル(+0.47%) キャタピラー(CAT) 65.79ドル -4.410ドル(-6.28%) アルコア(AA) 9.20ドル +0.000ドル(+0.00%) ウォルマート(WMT) 63.82ドル +0.075ドル(+0.12%) スプリント(S) 4.41ドル +0.070ドル(+1.61%)
ダウ平均は78.57ドル安の16201.32、ナスダックは18.27ポイント安の4734.48で取引を終了した。
フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題の波及が懸念されており、欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。
建設機械のキャタピラー(CAT)が大規模な人員削減策を発表したことで中国経済の減速による影響も嫌気され、終日軟調推移となった。
原油相場や商品相場に買戻しが入ったほか、夕方に開催されるイエレンFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑から引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスやメディアが下落した。
建設機械のキャタピラーは通期の業績見通しを下方修正したほか、18年までに最大1万人の人員削減策を発表し、下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は中国からの380億ドル相当の受注獲得が報じられたが軟調推移。
フォルクスワーゲンに続き独自動車大手BMWのディーゼル車の排ガス量が欧州連合(EU)規制を超過しているとの報道からデルファイ・オートモーティブ(DLPH)など米国の一部部品メーカーも売られた。
一方で、アパレルのラルフローレン(RL)はシティ・グループによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
マーケット終了後にスポーツ用品のナイキ(NKE)が発表した6-8月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は120円05銭、世界経済への懸念が再燃、リスク回避加速 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円21銭まで下落後、120円08銭まで上昇し120円05銭で引けた。
米国の8月耐久財受注やシカゴ連銀全米活動指数がマイナスに落ち込んだため、ドル売りが優勢となった。
また、ノルウェー中銀が予想外の利下げに踏み切るなど世界経済の鈍化懸念が再燃し、リスク回避の円買いも加速した。
ユーロ・ドルは、1.1296ドルまで上昇後、1.1207ドルまで下落し1.1231ドルで引けた。
米国の早期利上げ観測を受けたドル買いが後退したほか、ユーロキャリー取引の巻き戻しが加速した。
ユーロ・円は、134円25銭まで下落後、134円90銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.5201ドルまで下落後、1.5289ドルまで反発。
ドル・スイスは、0.9668フランへ下落後、0.9772フランまで上昇した。
■NY原油:反発で44.91ドル、米在庫減の観測やドル安傾向による買い勝る NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:44.91↑0.43)。
43.94ドルから一時45.17ドルまで上昇した。
米エネルギー情報のジェンスケープ社が、9月22日までの週で原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が減少した、との見通しを示したといわれること。
また、ドル安傾向で割安感が強まったことが、原油の買いにつながった。
一方、この日発表の米国の8月耐久財受注が5月以来のマイナスに落ち込んだこと。
独フォルクスワーゲンの排ガス不正問題をきっかけに株安が拡大していることで、景気減速による需要後退懸念の売りもみられ、上昇幅は縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.57ドル -0.155ドル(-0.99%) モルガン・スタンレー(MS) 31.98ドル -0.340ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)177.21ドル -2.200ドル(-1.23%) インテル(INTC) 28.48ドル -0.260ドル(-0.90%) アップル(AAPL) 115.00ドル +0.680ドル(+0.59%) グーグル(GOOG) 625.80ドル +3.440ドル(+0.55%) フェイスブック(FB) 94.41ドル +0.440ドル(+0.47%) キャタピラー(CAT) 65.79ドル -4.410ドル(-6.28%) アルコア(AA) 9.20ドル +0.000ドル(+0.00%) ウォルマート(WMT) 63.82ドル +0.075ドル(+0.12%) スプリント(S) 4.41ドル +0.070ドル(+1.61%)