プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も日本の為替介入に警戒

発行済 2024-04-11 17:25
更新済 2024-04-11 17:30
© Reuters.
EUR/USD
-
USD/JPY
-
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も日本の為替介入に警戒 11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米インフレ再加速でドル買いに振れやすく、153円再浮上を目指す見通し。
ただ、高値圏では日本政府の為替介入が警戒され、一段のドル買い・円売りは抑制されそうだ。


前日発表された消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を後押し。
長期金利の急伸を受けたドル買いでユーロ・ドルは1.0880ドル台から1.0720ドル台に沈み、ドル・円は151円70銭台から一時153円20銭台に強含んでいる。
抵抗線として意識されていた152円は支持線に変わった可能性があり、本日アジア市場でドル・円は失速後にやや値を戻した。


この後の海外市場は引き続き米インフレ指標を注視する展開。
今晩発表の生産者物価指数(PPI)は強い内容が予想され、CPI同様に想定よりも強い内容となる可能性がある。
FRB当局者はタカ派的スタンスを緩めておらず、金利高に振れればドル買い地合いを強めそうだ。
一方、日銀は今月開催の金融政策決定会合で物価見通しを上方修正すると報じられ、円買い圧力は継続。
日本の円安けん制も相次ぎ、一段のドル高を抑制しよう。


【今日の欧米市場の予定】
・21:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:22.1万件)
・21:30 米・3月生産者物価指数(前月比予想:+0.3%、2月:+0.6%)
・21:45 ラガルドECB総裁会見
・21:45 ウィリアムズNY連銀総裁基調講演(連邦住宅貸付銀行会合)
・23:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁質疑応答
・01:00 コリンズ米ボストン連銀総裁討講演(NY経済クラブ)
・02:00 米財務省・30年債入札
・02:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁座談会参加

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます