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■株式見通し:掉尾の一振を意識、自動運転車、フィンテックなどテーマ物色も ■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の買い越し ■前場の注目材料:東芝 (T:6502)、追加融資枠要請へ資金不足を懸念 ■掉尾の一振を意識、自動運転車、フィンテックなどテーマ物色も 本日は大納会となる。
29日の米国市場はハイテクが買われたほか、原油相場の上昇が好感されてNYダウは192ドル高となっている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の19105円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好からギャップ・アップからのスタートとなろう。
足下で節目の19000円がやや上値抵抗として意識されていたこともあり、これを突破してくることから、短期的なショートカバーも入りやすい。
また、米国市場の流れを引き継ぐとなると、米アップルのiPhone減速懸念から低迷していた電子部品株などや原油上昇を受けた資源関連株などへの物色が意識されよう。
その他、個人主体の物色については、掉尾の一振を意識した流れから、日水 (T:1332)、東京ドーム (T:9681)等の動向や、自動運転車、フィンテック、ドローンといった2016年を意識したテーマ株が注目されよう。
市場参加者は限られているため、日経平均は19000円処でのこう着になりそうだが、個人主体の物色は一部で活発となろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り500万株、買い510万株、差し引き10万株の買い越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
12月22日(火):140万株の買い越し 12月24日(木):20万株の買い越し 12月25日(金):40万株の売り越し 12月28日(月):10万株の買い越し 12月29日(火):200万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NY原油(37.87、+1.06)、NYダウ反発(17720.98、+192.71) ・米住宅価格、10月も力強い伸び、S&Pケース・シラーは+5.54% ・売買代金5日連続2兆円割れ、市場参加者限られる ・東芝 (T:6502)、追加融資枠要請へ資金不足を懸念 ☆前場のイベントスケジュール ・特になし <海外> ・特になし <SY>