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個別銘柄戦略:指数インパクトのファストリの動向にも懸念

発行済 2016-04-08 13:56
更新済 2016-04-08 14:33
個別銘柄戦略:指数インパクトのファストリの動向にも懸念
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欧米株安に加えて、為替市場では一段の円高が進行、外部環境はさらに悪化する方向となっている。
前日は想定以上に底堅い動きとなったが、本日はあらためて下値模索の動きとなっていこう。
とりわけ、輸出関連株には一段の円高を嫌気した売り圧力が強まっていく余地がありそうだ。
また、日経平均寄与度が大きいファストリ (T:9983)の動向なども本日は警戒材料となる。
前日に発表の決算は下振れ着地となり、想定外の通期予想下方修正へ。
一部では投資判断格下げの動きも観測されているようだ。
また、前日に乱高下のセブンアイ (T:3382)の動向なども注目されるが、いったんは混乱の収束と捉えられるほか、今期の業績見通しなどもポジティブ視される可能性が高い。
好決算のビックカメラ (T:3048)、格上げのキユーピー (T:2809)などは個別で注目されよう。
(午前9時作成)

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