以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株マニア氏（ブログ「株マニア～素人の投資生活実況中継～」を運営）が執筆したコメントです。 フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- ※2016年5月8日17時に執筆 今週(5月9日～13日)は、先週末のアメリカ雇用統計の結果を受けてのスタートとなります。
結果は事前予想より下に振れたために一時は円高に向かいましたが、その後アメリカの利上げが遅れるという見方が強くなりアメリカの株価も上昇し円安ドル高に向かいました。
ここのところアメリカの株価が上昇しても素直に円安ドル高に向かわない時も多かったので、この動きは安心材料のひとつだと思います。
それを受けて日本株は比較的静かな動きで始まると予想されます。
そして、その後は為替の動きに注意する必要はありますが、徐々に決算発表を意識した個別銘柄に目が向けられそうです。
今年は連休の並びの関係らしいのですが13日に決算発表が集中しています。
そのため、見過ごされる場合も考えられるので期待できる銘柄を絞ってチャンスがあれば買いを入れる準備はしておきたいものです。
週末の雇用統計の結果を受けて一時は円高に向かったものの、その後アメリカ株の上昇をきっかけに円安に向かったところを見ると、アメリカの利上げ先送りについてはほぼ織り込まれて円高に歯止めがかかった可能性も考えられます。
日経平均株価は先週末（13日）時点で6日連続の続落ながら、かろうじて16000円をキープできたことを見れば、このあたりがしばらくの底になる可能性もありそうです。
あくまでもドル・円の動き次第なので楽観はできませんが、円高以外の懸念材料に関して落ち着きを見せている現在は反発のタイミングと見るのもひとつの方法と考えます。
今週は、好決算（すでに発表済みの場合やこれから好決算が発表されると期待される銘柄も含めますが）の銘柄でここのところの下落に引っ張られて下げた銘柄の反発に期待して注意して見ていきたいと思っています。
---- 執筆者名：株マニア ブログ名：株マニア～素人の投資生活実況中継～