先週の新興市場は、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇した8月ADP雇用統計など堅調な米経済指標を受けて、円安・株高期待が高まるなか、出遅れ感のあった中小型株にも物色が向かったマザーズ売買代金は8月29日に約3年4ヶ月ぶりの低水準となり、その後やや持ち直したものの活況には遠い状況が続いているなお、週間の騰落率は、日経平均が+3.5%であったのに対して、マザーズ指数は+1.9%、日経ジャスダック平均は+0.6%だったマザーズ指数は5日続伸した
個別では、マザーズ時価総額上位のそーせいグループ {{|0:}}が週間で1.3%安となる一方、ミクシィ {{|0:}}は同2.6%高、サイバーダイン {{|0:}}は同8.9%高と堅調だったサイバーダインは週後半にかけてリバウンドを見せたVR(仮想現実)関連のカヤック {{|0:}}、「ZMPフォーラム」で講演を行ったAWS-HD {{|0:}}も買われたまた、8月受注額が評価されたインスペック {{|0:}}、位置情報ゲームのモバイルファクトリー {{|0:}}が週間上昇率上位となった一方、TOKYO BASEやBEENOS
が売られたジャスダックではハーモニック・ドライブ・システムズが同5.4%安、エン・ジャパンが同7.5%安と軟調だったが、セプテーニ・HDは同4.1%高となった極楽湯が活況となる一方、シライ電子工業は信用規制実施もあり利益確定売りに押されたまた、新ゲームが期待材料のアエリア、新規化合物の創出が材料視されたカルナバイオサイエンスは急伸した反面、モジュレやアイレックスが下落率上位に並んだIPOでは、8月31日にデファクトスタンダード、9月2日にベイカレント・コンサルティングがともにマザーズへ新規上場したデファクトスタンダードは公開価格を4割程度上回る堅調な初値形成となったが、ベイカレント・コンサルティングは公開規模が非常に大きく、公開価格を下回るスタートとなった
今週の新興市場では、前週末に発表された米8月雇用統計を受けて円相場が下落し、週明けは日経平均の17000円台回復が見込まれるなか、中小型株にもリバウンド期待がじわりと広がりそうだ主力株の一角で値動きの悪さを嫌気する向きもあるが、リリースや各種イベントを手掛かりとした材料株・テーマ株物色は活発となってきており、循環物色の流れが中小型株相場を押し上げるだろう
今週は9月8日にアスカネット、鎌倉新書、9日にフルスピード、モルフォ、アイリッジ、イトクロ、インスペックなどが決算発表を予定しているイトクロは従前に業績観測が報じられているまた、前回本稿で述べたとおり、9月中旬の「東京ゲームショウ2016」に向けてゲーム株やVR関連株への関心が高まっているが、9月7日まで開催中の家電見本市「IFA 2016」や7日(現地時間)に行われる米アップルのイベントなどにも注目しておきたい
IPO関連では、串カツ田中とノムラシステムコーポレーションのブックビルディング(BB)期間が9月5日までとなっているほか、今週新たにバリューデザインなど4社が開始される予定となっている先週2日までBB期間だったデジタルアイデンティティとカナミックネットワークは高い人気を得ていたようだ
個別では、マザーズ時価総額上位のそーせいグループ {{|0:}}が週間で1.3%安となる一方、ミクシィ {{|0:}}は同2.6%高、サイバーダイン {{|0:}}は同8.9%高と堅調だったサイバーダインは週後半にかけてリバウンドを見せたVR(仮想現実)関連のカヤック {{|0:}}、「ZMPフォーラム」で講演を行ったAWS-HD {{|0:}}も買われたまた、8月受注額が評価されたインスペック {{|0:}}、位置情報ゲームのモバイルファクトリー {{|0:}}が週間上昇率上位となった一方、TOKYO BASEやBEENOS
が売られたジャスダックではハーモニック・ドライブ・システムズが同5.4%安、エン・ジャパンが同7.5%安と軟調だったが、セプテーニ・HDは同4.1%高となった極楽湯が活況となる一方、シライ電子工業は信用規制実施もあり利益確定売りに押されたまた、新ゲームが期待材料のアエリア、新規化合物の創出が材料視されたカルナバイオサイエンスは急伸した反面、モジュレやアイレックスが下落率上位に並んだIPOでは、8月31日にデファクトスタンダード、9月2日にベイカレント・コンサルティングがともにマザーズへ新規上場したデファクトスタンダードは公開価格を4割程度上回る堅調な初値形成となったが、ベイカレント・コンサルティングは公開規模が非常に大きく、公開価格を下回るスタートとなった
今週の新興市場では、前週末に発表された米8月雇用統計を受けて円相場が下落し、週明けは日経平均の17000円台回復が見込まれるなか、中小型株にもリバウンド期待がじわりと広がりそうだ主力株の一角で値動きの悪さを嫌気する向きもあるが、リリースや各種イベントを手掛かりとした材料株・テーマ株物色は活発となってきており、循環物色の流れが中小型株相場を押し上げるだろう
今週は9月8日にアスカネット、鎌倉新書、9日にフルスピード、モルフォ、アイリッジ、イトクロ、インスペックなどが決算発表を予定しているイトクロは従前に業績観測が報じられているまた、前回本稿で述べたとおり、9月中旬の「東京ゲームショウ2016」に向けてゲーム株やVR関連株への関心が高まっているが、9月7日まで開催中の家電見本市「IFA 2016」や7日(現地時間)に行われる米アップルのイベントなどにも注目しておきたい
IPO関連では、串カツ田中とノムラシステムコーポレーションのブックビルディング(BB)期間が9月5日までとなっているほか、今週新たにバリューデザインなど4社が開始される予定となっている先週2日までBB期間だったデジタルアイデンティティとカナミックネットワークは高い人気を得ていたようだ