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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ケン坊氏:ぷらっとホームにみる、企業のビジネスモデル変化のとらえ方

発行済 2016-02-23 18:02
更新済 2016-02-23 18:33
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ケン坊氏:ぷらっとホームにみる、企業のビジネスモデル変化のとらえ方
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ケン坊氏(ブログ「ケン坊の資産運用日記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- ※2016年2月13日19時に執筆 持株で絶賛急騰落中のぷらっとホーム {{|0:}}を題材に、企業のビジネスモデルの変化について書いてみたいと思います。
企業の売上の上げ方(ビジネスモデル)にはいくつかのパターンがあります。
そのパターンの例をあげると、以下のようなビジネスモデルのパターンがあります。
フロー型 いわゆる1回1回の売り切りモデル 例:小売、メーカー ストック型 一度の契約で定期的に売上が発生するモデル 例:携帯会社、メンテナンス会社 エクイティ型 仕事の質(顧客に与える価値)によって売上が変動するモデル 例:M&Aアドバイザー、企業弁護士 ネットワーク型 その仕組みが広がることで利便性が大きくなっていくモデル 例:SNS(Facebook、Twitter)、OS(Windows) ぷらっとホームは今まで、OA機器の販売など、先ほどの分類で言うところのフロー型のビジネスモデルを展開していました。
話題のIOT分野の製品であるマイクロサーバーにおいても、今までは製品売り切りのフロー型に終始しておりました。
しかしここ1年程、そのマイクロサーバーについては、他社(インテルやソラコム)との連携を深めています。
また、IoTデバイスとアプリケーション間の相互データ通信を可能にするアプリケーションの「Plat‘Date Professing」の発売など、製品単体ではなくアプリケーションも含めたサービスを提供する企業に変わりつつ あります。
ぷらっとホームが得意としているマイクロサーバーの位置づけが、IoTという環境の変化によって「アプリケーションを動作させる箱」から「アプリケーションを通じてサービスを供給するプラットフォーム」に変わる、言い方を換えると、ぷらっとホームがフロー型からストック型へとビジネスモデルを変化しようとしています。
3日にはアマゾンウェブサービス(AWS)のIoTデバイスを提供するAPNテクノロジーパートナー(APNのIoTデバイス提供企業としては日本で第1号)に登録されたと発表したことで株価が上昇しました 。
ぷらっとホームは2000年代からマイクロサーバーを販売し、国内大手通信会社の通信インフラや、国際物流インフラへの導入など多くの実績を有しております。
IoT分野でのマイクロサーバーとインフラを支えるためには高い信頼性や技術力が要求されるはず。
そういった意味で、今後、ぷらっとホームは自社のマイクロサーバーがデファクトスタンダード になるような、いわゆるネットワーク型へと移行する可能性を残した、面白いポジションにいると考えております。
株価もそれを織り込んで行く可能性もありうるのではないかと勝手に想像(妄想?)しています。
2月5日の第三四半期決算でもわかるように今は大赤字の会社です。
でも、株価は未来を織り込むもの。
ぷらっとホームのIOT分野でのデファクトスタンダードとしての活躍を夢みて、私はしばらく乱高下に付き合っていきたいと思います。
※当情報で損失が発生したとしても、当方は一切責任を追いません。
また、気をつけてはいますが、情報が正確でない場合もあります。
投資は120%自己責任でお願いします。
---- 執筆者名:ケン坊 ブログ名:ケン坊の資産運用日記

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