ソーシャルメディア最大手企業のひとつであるフェイスブックが、仮想通貨プロジェクトのための資金を最大10億ドル(約1100億円)調達する計画だとニューヨーク・タイムズ紙のレポーターが8日ツイッター上で発言した。
ニューヨーク・タイムズ紙のテクノロジー・レポーターであるナサニエル・ポッパー氏がツイートした内容は、フェイスブックが同社のステーブルコイン(価格安定型の仮想通貨)事案のために複数のベンチャーキャピタリストから最大で10億ドルを目標額として資金調達を行おうとしているといくつかの情報源から確認したというものだ。
調達した資金はステーブルコインの価値裏付けの担保として利用されるという。
ただし、今の段階でフェイスブックや投資家などからこの情報を裏付ける情報は確認されていない。
フェイスブックは昨年12月、インスタントメッセンジャーアプリのワッツアップ上で送金するための独自のステーブルコインの開発に着手することを明らかにした。
これについてポッパー氏は「このコインは、銀行口座に保管される外貨のバスケットとペッグすることになるかもしれない」とツイートしている。