(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5567.41(+ 1.88)
前営業日終値 5565.53(+63.89)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6275.41(+13.73)
前営業日終値 6261.68(+46.91)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3774.40(+ 7.25)
前営業日終値 3767.15(+41.33)
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<ロンドン株式市場> 小幅続伸。予想を上回る8月の米小売売上高を受けて需要見通
しが改善し、商品(コモディティー)株が上昇した。
鉱山株はランドゴールド・リソーシズ
2.6%それぞれ上昇した。金価格
した。
原油価格
一方、半導体メーカーのARMホールディングス
よび幹部が10日と13日に保有株を売却したことが分かった。
また、トレーダーからは、ARMの有力な買い手とみられていた米インテル
短期的に新たな買収の計画はないとしたことで、ARMをめぐる買収観測が後退したとの
声が聞かれた。
<欧州株式市場> ほぼ横ばいで終了した。公的部門との契約をめぐり安心感が広がり、
アウトソーシング会社の英キャピタ
トロニクス
予想を上回る8月の米小売売上高は相場を下支えたものの、リスク選好の動きを後押し
するには至らず、安全資産とされる金は過去最高値を更新した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.34ポイント(0.03%)安
の1087.63。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は1.41ポイント(0.05%)高の
2806.47。
MFCグローバル・インベストメント・マネジメントの汎欧州株式主任のデイビッド・
ハッシー氏は「引き続き狭いレンジでの取引となっている」と指摘し、投資家が依然とし
て神経質となっており、景気回復の様子が一段と明確になるまで、狭いレンジを推移する
ことになるだろう、と述べた。
キャピタは2.9%高。キャップジェミニ英国が英政府との了解覚書(MOU)に署名し
たことで、公的部門との契約をめぐり安心感が広がった。
スペイン風力発電機器メーカーのガメサ
契約をめぐるニュースなどを手がかりに、競合のデンマークのベスタス
昇していることに追随したとディーラーやアナリストは指摘した。ベスタスは3.4%高。
半面、フィリップスは3.9%安。アナリストは、同社がこの日発表した業績目標が野
心的でない、と指摘した。
SNSセキュリティーズのアナリスト、ビクター・バレノ氏は「ビジョン2015(2
011─15年の戦略・目標)の内容に大きな驚きはなく、目標はわれわれの予想より若
干慎重なものとなった」と述べた。
[東京 15日 ロイター]