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再送:欧州市場サマリー(11日)

発行済 2009-09-12 04:08
EUR/JPY
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 *この記事は12日に配信しました。

     1530GMT        10日

ユーロ/ドル   1.4594        1.4577

ドル/円    90.380       91.740

ユーロ/円   131.86       133.75

              11日終値     前営業日終値

株 FT100 5011.47(+23.79) 4987.68

  クセトラDAX     5624.02(+29.25) 5594.77

金 現物午後値決め 1008.25 990.75   

 

              先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.305 (+0.010)  0.364(0.359)

独連邦債2年物 1.204(1.219)

独連邦債10年物(12月限) 121.57 (+0.67) 3.240(3.304)

独連邦債30年物   4.027(4.105)

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 <為替> ドルが主要通貨に対し1年ぶり安値をつけている。米国や中国の経済指標や

世界的な株高を受け、世界経済に対する楽観的な見方が強まった。

 

 <株式> ロンドン株式市場は反発。鉱山・金融株の上げ主導でFT100種総合株価

指数<.FTSE>は終値で5000ポイント台を回復し、ほぼ1年ぶり高値で引けた。世界的

な景気回復期待が背景となった。

 FT100種指数は終値ベースで2008年9月以来の高値となった。日中には

5038.76をつける場面もあった。

 シティ・インデックスの市場アナリスト、ニック・サーフ氏は「次の上値抵抗線は

5050だとみている」と述べた。

 リスク選好の高まりを背景にドルが下落する中、商品(コモディティ)価格が上昇。金

現物は一時1000ドルを上抜け1年半ぶりの高値をつけた。これを手掛かりに鉱

山株が買われた。

 前日発表された、中国の鉱工業生産が1年ぶりの高い伸びを示したことは、金属の需要

見通し改善につながった。

 鉱山株では、フレスニロ、BHPビリトン、ロンミン、リオ・

ティント、ランドゴールド・リソーシズが2─5%高。

 ヘッジファンド運用会社マン・グループは9%高。同社は、顧客から業界全体

への資金フローが2009年末までに流入超になるとの見通しを示した。

 その他の金融サービスでは、インターバンク・ブローカーのICAP、プライ

ベートエクイティの3iグループ 、ロンドン証券取引所(LSE)

0.7 ─2%値上がりした。

 欧州株式市場は6営業日続伸。鉱山株が上昇を主導したほか、力強い米指標を受け

世界景気の早期回復への期待が強まり、相場を支援した。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.58ポイント(0.56%)高

の993.91。終値ベースでは11カ月ぶり高値。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.87ポイント(0.49%)高

の2831.37。

 DJユーロSTOXX資源株指数<.SXPP>は2.4%上昇。

 鉄鋼株が堅調で、ザルツギッターは5.3%高、ティッセンクルップ

は3.1%高、アルセロールミタルは5.1%高。

 ゴールドマン・サックスはこれら3銘柄の目標株価を引き上げ、投資判断をそれぞれ確

認した。

 鉱山株ではリオ・ティント、BHPビリトン、アングロ・アメリカン

が0.7─3%高。

 バークレイズ・ウエルス・マネジャーズ・フランスの株式部門主任ジャンクロード・プ

ティ氏は「株式には依然上昇余地がある。景気回復は限定的で緩やかだが、2番後底に陥

るとは考えない。一方、金利は長期間低水準にとどまるだろう。そのため、株式をめぐる

見通しは引き続き明るい」と述べた。

 米指標では、ロイター/ミシガン大学が調査した9月米消費者信頼感指数(速報値)は

70.2と前月の65.7から上昇し予想を上回った。景気回復ペースが弾みをつけてい

ることを示す新たな兆候となった。

 <ユーロ圏債券> 上昇。市場流動性が高ま

るなか、経済指標の世界的な改善を背景に投資家の間で高めの利回り資産に対する選好が

強まった。

 独連邦債に加え、同債券以外のユーロ圏債券や株価も上昇。2・10年債の利回り格差

はフラット化した。

 欧州中央銀行(ECB)が底堅い景気回復を確実にするため引き続き市場に流動性を供

給するとの観測が強まるなか、2年物スワップ金利は1999年のユーロ導入以来の低水

準となった。

 ウニクレディト(ミラノ)の債券ストラテジスト、ルカ・カズラーニ氏は「投資家は株

式や債券などほぼすべての資産を同時に買っている。指標の改善が株式を、流動性が債券

を、それぞれ支援している」と指摘。「指標の好転で経済見通しも改善しつつあるなか、

金融政策は現状維持の状態が続いており、このことも債券も買うきっかけになっている」

と述べた。

 1535GMT時点で、独連邦債先物12月限は前日の清算値と比較して75

ティック高の121.65。週間では5週連続で値上がりした。

 独連邦債10年物利回りは7ベーシスポイント(bp)低下し3.23%。

 同2年物利回りは2bp低下し1.20%だった。

 2年物スワップ金利は1.5980%に低下した。

 

              [東京 12日 ロイター]

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