(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 76.89/91
始値 76.78/79
前営業日終値 76.57/59
ユーロ/ドル 終値 1.3341/45
始値 1.3180/81
前営業日終値 1.3181/84
30年債
(2105GMT) 119*05.00(‐1*23.50) =2.7991%
前営業日終盤 120*28.50(+4*09.50) =2.7233%
10年債
(2105GMT) 102*24.50(‐0*20.00) =1.8173%
前営業日終盤 103*12.50(+1*17.00) =1.7492%
2年債
(2105GMT) 99*23.75(‐0*01.25) =0.2552%
前営業日終盤 99*25.00(+0*00.75) =0.2353%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10808.71(+153.41)
前営業日終値 10655.30(‐258.08)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2404.82(+68.99)
前営業日終値 2335.83(‐79.57)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1123.95(+24.72)
前営業日終値 1099.23(‐32.19)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ1>
終値 1616.00(‐41.70)
前営業日終値 1657.70(+35.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX1>
終値 75.67(‐1.94)
前営業日終値 77.61(‐1.59)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 293.28(‐3.10)
前営業日終値 296.38(‐1.77)
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<為替> ユーロがドルに対して約9カ月ぶりの安値から反発した。英フィナンシャル
・タイムズ紙(FT)は、欧州連合(EU)首脳が経営の悪化した金融機関の資本再編方
法を検討していると報道。市場関係者によると、これを受けてユーロや米国株が値上がり
した。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがイタリア国債の格付けを「Aa2」か
ら「A2」に3段階引き下げたことで、ユーロが上げ幅を縮小する場面もあった。この日
のユーロ上昇については、過去2日間のユーロ安を受けた調整で、上昇は一時的ではない
かとの見方も出ている。アナリストによると、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が
欧州議会での証言で利下げを示唆しなかったこともユーロに追い風となった。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 国債価格が下落。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が景気の下支
えに向けFRBとして追加措置を講じる用意があるとあらためて表明したことを受け、安
全資産としての国債への買いが後退した。議長は、上下両院合同経済委員会での証言で「
経済動向を引き続き注意深く監視するとともに、物価安定の下で、一段と力強い景気回復
を促進するため、必要に応じて追加措置を講じる用意がある」と語った。米経済について
は「失速寸前にある」とし、これまでで最も厳しい見方を示した。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> 急反発して引けた。ハイテク株が値を上げたほか、他のセクターにも安値拾
いの買いが入り、終盤にかけて上昇が加速した。アップル
直して引けた。同社はこの日、スマートフォン(多機能携帯端末)「iPhone(アイ
フォーン)」の新機種「4S」を発表したが、従来型アイフォーン4の更新以上の新たな
驚きを求めていた一部の投資家やファンの失望を誘い、一時約5%安まで売られていた。
銀行株は急反発し、S&P金融株指数<.GSPF>は4.1%上昇した。モルガン・スタンレ
ー
昇した。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> バーナンキFRB議長の発言をきっかけに売り込まれ、急反落した。中心
限月12月物は前日比41.70ドル(2.52%)安の1オンス=1616.00ドル
で終了した。投資家らのリスク回避姿勢が後退、これまで安全資産として買われてきた金
塊が売られた。また、同議長はインフレ圧力の後退にも言及したことから、金塊のインフ
レヘッジとしての需要減退にもつながった。相場は引け後も売り基調が続き、電子取引で
は3営業日ぶりに1600台を割り込んだ。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> 欧州債務問題や米景気の先行き不安を背景に3営業日続落した。米国産
標準油種WTIの中心限月11月物は2010年9月以来約1年ぶりの安値で終了した。
ギリシャ支援に伴う金融機関への負担増観測などから欧州金融機関の株価が急落。世界の
株式市場に売りが波及する中で、原油相場は需要後退懸念から値を崩し、時間外の電子取
引で一時74.95ドルと、75ドルを割り込み約1年ぶりの安値を付けた。寄り付き後
は、バーナンキFRB議長が米上下両院合同経済委員会の証言で景気・雇用情勢に厳しい
見方を示したため、需要減観測が原油相場をさらに圧迫。ただ、証言をきっかけに一時ド
ルが対ユーロで値を下げたため、ドル建ての原油相場はプラス圏まで買い戻される場面も
見られた。しかし上昇は一時的で、すぐ値を戻し75ドル台に沈んだ。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
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[東京 5日 ロイター]