13日の日本株市場は買い優勢の転換になろう。
12日の米国市場では、原油相場の上昇のほか、イエレンFRB議長証言を受けた追加利上げ観測の後退が材料視され、NYダウは120ドル超の上昇となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の20140円となり、これにさや寄せする格好から、買いが先行しよう。
一方で、追加利上げ観測の後退により為替市場ではドル円が1ドル113円台前半で推移しており、自動車など輸出関連のほか、金融セクターなどは手掛けづらくなりそうだ。
また、本日はファーストリテ (T:9983)の決算が予定されている。
指数インパクトが大きい銘柄であり、決算を前に慎重姿勢が強まるようだと、日経平均の重石になりやすいだろう。
そのため、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、日経平均は直近のもち合いレンジでの推移になりそうだ。
物色については決算など個別の材料のほか、ゲームやAI、仮想通貨、セキュリティなどテーマ性のある中小型株に引き続きシフトしやすいと考えられる。
もっとも、過熱警戒感も高まっており、低位株や調整一巡感が意識される銘柄等に向かいやすいだろう。
(村瀬智一)
12日の米国市場では、原油相場の上昇のほか、イエレンFRB議長証言を受けた追加利上げ観測の後退が材料視され、NYダウは120ドル超の上昇となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の20140円となり、これにさや寄せする格好から、買いが先行しよう。
一方で、追加利上げ観測の後退により為替市場ではドル円が1ドル113円台前半で推移しており、自動車など輸出関連のほか、金融セクターなどは手掛けづらくなりそうだ。
また、本日はファーストリテ (T:9983)の決算が予定されている。
指数インパクトが大きい銘柄であり、決算を前に慎重姿勢が強まるようだと、日経平均の重石になりやすいだろう。
そのため、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、日経平均は直近のもち合いレンジでの推移になりそうだ。
物色については決算など個別の材料のほか、ゲームやAI、仮想通貨、セキュリティなどテーマ性のある中小型株に引き続きシフトしやすいと考えられる。
もっとも、過熱警戒感も高まっており、低位株や調整一巡感が意識される銘柄等に向かいやすいだろう。
(村瀬智一)