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日米の注目経済指標:日本の貿易収支、黒字転換する可能性

発行済 2015-04-18 19:13
更新済 2015-04-18 19:33
日米の注目経済指標:日本の貿易収支、黒字転換する可能性
4月20日-24日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■22日(水)午前8時50分発表 ○(日)3月貿易収支-予想は+446億円 参考となる2月貿易収支は-4246億円。
赤字額は前年同月比-47.3%と大幅に減少した。
原油安や輸出の持ち直しが要因。
2月の輸出額は6カ月連続で増加した。
3月については、輸入額が減少、輸出額は増加する可能性があるため、貿易収支は黒字転換する可能性が ある。
■22日(水)午後11時発表 ○(米)3月中古住宅販売件数-予想は501万戸 参考となる2月実績は前月比+1.2%の488万戸となったが、市場予想をやや下回った。
販売価格の中央値は20.26万ドルで前年同月比+7.5%。
販売価格の上昇は在庫水準が低いことが関係している。
3月については大幅な増加は予想されておらず、市場予想は妥当な水準か。
■23日(木)午後11時発表 ○(米)3月新築住宅販売件数-予想は50.9万戸 参考となる2月実績は、前月比+7.8%の53.9万戸。
市場予想を大幅に上回り2008年2月以来の高い水準となった。
2月は北東部の販売が急増、中西部と西部は減少した。
3月については北東部の販売が反動減となる可能性が高い。
2月実績を下回る見込みだが、50万戸を上回る可能性がある。
■24日(金)午後9時30分発表 ○(米)3月耐久財受注-予想は前月比+0.6% 参考となる2月実績は前月比-1.4%で事前予想に反する結果となった。
輸送機器の減少が影響したようだ。
民間設備投資の先行指標となる非国防資本財から航空機を除いたコア受注は、前月比-1.4%で6カ月連続の減少を記録した。
3月については全体の数字はプラスになる見込みだが、大幅な受注増は期待できない。
その他の主な発表予定は、22日(水):(米)2月FHFA住宅価格指数。

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