米国株式相場は反落。
ダウ平均は405.89ドル安の27534.58ドル、ナスダックは221.97ポイント安の10919.59ポイントで取引を終了した。
前日に主要ハイテク銘柄が大きく反発した流れを受けて上昇して寄り付いたものの、週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、原油安が嫌気され下落に転じた。
追加パンデミック経済救済策を巡り共和党上院が提示した小規模な案を民主党が却下したため、速やかな合意への期待も後退し、引けにかけてはさらに下げ幅を拡大する展開となった。
セクター別ではテクノロジー・ハード・機器、エネルギーが大きく下落した。
家具小売のRH(RH)はアナリスト予想を上回った決算が好感され急伸。
音楽配信のスポティファイ(SPOT)や家庭用品小売りのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)、ギャンブル施設運営のペン・ナショナル・ゲーミング(PENN)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。
一方で、電気トラックメーカーのニコラ(NKLA)は一部アナリストが同社CEOが技術を誇張しパートナー企業を欺いているとの疑惑を指摘し急落した。
原油安でエネルギー関連のEOGリソーシス(EOC)、オクシデンタルペトロリアム(OXY)は軒並み下落。
トランプ政権は、中国アプリ、ティックトックの米国事業売却を当初予定していた15日から期限延長を検討すると報じられた。
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