(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6050.72(+36.69)
前営業日終値 6014.03(+57.73)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7068.78(+127.21)
前営業日終値 6941.57(+ 84.51)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3945.07(+83.15)
前営業日終値 3861.92(+59.89)
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<ロンドン株式市場> 続伸し、FT総合指数は2年7カ月ぶり高値で引けた。ポルト
ガルがこの日実施した国債入札が順調に消化されたことで欧州ソブリン債危機をめぐる懸
念が和らぎ、銀行株に買いが入った。
金属相場の上昇に伴い、鉱山株も買い優勢となった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は36.69ポイント(0.61%)高の
6050.72。2008年6月初め以来の高値で終了した。
銀行株<.FTNMX8350>が指数の上昇をけん引。ポルトガルが実施した4・10年債入札に
堅調な需要がみられ、リスク選好志向が強まった。HSBC
鉱山株では、カザキミス
それぞれ値上がりした。ドイツ銀行が2行の投資判断を「バイ」に引き上げたことも支
援材料となった。
一方、小売株は売られた。セインズベリー
果を発表したものの、前年の株価上昇を受けて割高感が出始めていたことが要因となった。
<欧州株式市場> 続伸し、FTSEユーロファースト300種指数は終値で2年4カ
月ぶり高値をつけた。ポルトガル国債入札でおう盛な需要がみられたことで、センチメン
トが上向いた。また、金属価格の上昇に追随し、資源関連株が値上がりした。
VDAX─NEWボラティリティ指数<.V1XI>は6%低下。1カ月ぶり低水準をつけ、
投資家のリスク選好が強まっていることを示唆した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は16.79ポイント(1.46%)
高の1163.94。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は82.51ポイント(2.95%)高
の2879.11。
スペインのIBEX株価指数<.IBEX>は5.4%急伸し、欧州株価の上昇を主導した。
サンタンデール
4.8─9.9%高。
欧州銀行株<.SX7P>は4.8%上昇した。
ポルトガルはこの日10年債と4年債の入札を実施し、予定額のほぼ上限となる計
12億4900万ユーロ(16億2000万ドル)を調達。10年債は前回と比べて応札倍
率が上昇し、平均利回りは低下した。
入札結果を受け、同国への支援要請圧力が一部和らいだほか、13日実施されるスペイ
ン国債入札をめぐる懸念も後退した。
心強い経済指標や中国の金属需要拡大への期待から、主要な非鉄金属価格が上昇し、資
源関連株に買いが入った。STOXX欧州600資源株<.SXPP>は2.1%高。アングロ・
アメリカン
個別銘柄ではエアバスの親会社EADS
ける場面もあった。インドの格安航空会社インディゴーとの間で、航空機180機
(総額156億ドル相当)の受注契約を結んだとのニュースが好感された。
[東京 13日 ロイター]