(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5498.71(‐39.36)
前営業日終値 5538.07(+3.83)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5943.00(‐97.50)
前営業日終値 6040.50(+2.89)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4000.05(‐43.04)
前営業日終値 4043.09(‐2.05)
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<ロンドン株式市場> 反落。中国人民銀行(中央銀行)による銀行の預金準備率引き
上げを受け、世界的な景気回復のペースが鈍化するとの見方が広がった。銀行株や商品株
を中心に売りが出た。
人民銀行は12日、銀行の預金準備率を1月18日から0.5%ポイント引き上げると
発表し、金融引き締めに着手したことが明白になった。
需要懸念から金属価格が全面的に下落し鉱山株を圧迫した。米アルコア
表した第4・四半期決算で、実質利益が市場予想に届かなかったことも悪材料となった。
ベダンタ・リソーシズ
「ホールド」に引き下げたことも要因となった。フレスニロ
チュラル・リソーシズ
5.2%下落した。
エネルギー株も軟調。前日発表された12月の中国貿易統計が堅調な内容となり同セク
ターを支援したものの、人民銀行の預金準備率引き上げの影響に相殺される格好となった。
ドルが主要通貨に対してしっかりで推移するなか原油先物
となり、ロイヤル・ダッチ・シェル
タロー・オイル
銀行株も下落。ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、オバマ大統領は銀
行セクターに対する課税を検討している。
スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
グループ
BC
生保株は反発。スタンダード・ライフ
ィヴァ
小売大手テスコ
回ったことを好感した。スーパーマーケットのモリソン
村証券による投資判断引き上げが引き続き支援材料となった。
<欧州株式市場> 続落。米企業決算シーズンの皮切りとなったアルコア
が失望的な内容となったことや、中国の銀行預金準備率引き上げを受け、センチメントが
悪化した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.89ポイント(0.93%)安
の1053.93。前日は一時、1年3カ月超ぶり高値をつけ
た。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は33.35ポイント(1.11%)安
の2976.89。
コモディティ(商品)株が売られ、BHPビリトン
─3.3%安。中国の預金準備率引き上げが、世界の景気回復の勢いに歯止めをかける可
能性があるとの懸念が広がった。
中国人民銀行(中央銀行)は、銀行の預金準備率を1月18日から0.5%ポイント引
き上げると発表した。 預金準備率の変更は、2008年12月に実施した引き下げ以来
初めて。
前日米市場引け後に発表されたアルコアの第4・四半期決算は、赤字幅が縮小したもの
の、実質利益は市場予想に届かなかった。
銀行株も売られた。スタンダード・チャータード
ギリシャ・ナショナル銀行
9.3%安。
バンク・オブ・アイルランド
度に加わることを承認し、完全国有化の回避に向けて尽力する姿勢を示した。
個別銘柄ではキャドバリー
[東京 13日 ロイター]