(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 76.83/85
始値 76.65/71
前営業日終値 76.52/57
ユーロ/ドル 終値 1.3584/85
始値 1.3634/39
前営業日終値 1.3529/30
30年債
(2105GMT) 113*14.00(+0*10.00) =3.0603%
前営業日終盤 113*04.00(+0*01.00) =3.0751%
10年債
(2105GMT) 101*03.00(‐0*04.50) =2.0023%
前営業日終盤 101*07.50(‐0*02.00) =1.9866%
2年債
(2105GMT) 99*23.25(‐0*00.75) =0.2622%
前営業日終盤 99*24.00(‐0*01.00) =0.2504%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 11153.98(+143.08)
前営業日終値 11010.90(‐179.79)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2480.76(‐10.82)
前営業日終値 2491.58(‐55.25)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1160.40(+ 9.34)
前営業日終値 1151.06(‐24.32)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ1>
終値 1617.30(‐0.80)
前営業日終値 1618.10(‐34.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX1>
終値 82.14(+0.93)
前営業日終値 81.21(‐3.24)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 305.96(+2.38)
前営業日終値 303.58(‐7.86)
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<為替> ユーロが上昇。ドイツ連邦議会(下院)が、欧州金融安定ファシリティー
(EFSF)の機能拡充法案を可決したことが追い風となった。
ただ月末を控えたポジション調整で、ユーロは終盤にかけて上げ幅を縮小した。
対ギリシャ次回融資が実施されるとの楽観的な見方もユーロを支援した。
またこの日発表された米新規失業保険週間申請件数が5カ月ぶりの低水準に減少したほ
か、第2・四半期の米国内総生産(GDP)確報値が改定値から上方修正されたことで、
ユーロや豪ドルなどの高リスク通貨に対する買い意欲が高まった。
ニュージーランドドルはフィッチによる格下げを嫌気し下落。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 米連邦準備理事会(FRB)の「ツイストオペ」への期待から、30年債が
買われた。
米株式市場で取引終盤に株価が上向いたことで、安全資産としての国債の需要が低下し
た。ただアナリストの間では、ユーロ圏債務危機への懸念が払しょくしきれないなか、逃
避買いは30日の取引で再び活発化する可能性があるとの見方が出ている。
この日は財務省が290億ドルの7年債入札を実施。落札利回りは予想を上回ったもの
の、需要は過去4カ月で最大となった。入札結果を受け、30年債に買いが入り、価格は
一時1ポイント以上上昇した。一方で短期債は売られ、長短金利差が縮小した。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> ナスダックが続落する一方、ダウとS&P総合500種が反発した。
この日発表された米経済指標が予想よりも好ましい内容だったことや、ドイツ議会がE
FSFの機能拡充法案を可決したことを受け、懸念が後退した。
百度公司など中国企業の下落がナスダックを圧迫した。中国の検索エンジン最大手の百
度公司
市場に上場する中国企業の会計問題を米司法省が調査していると発言したことを嫌気した。
アマゾン・ドット・コム
は前日、タブレット型端末「キンドル・ファイア」を発表し大きく上昇していた。
米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)
と急落。同社が前日、第3・四半期の売上高および粗利益率見通しを引き下げたことを受
け、複数の証券会社が同社の目標株価を下方修正した。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> ほぼ横ばい。レンジは狭かった。ドルが対ユーロで下落したことから、一
時買いが優勢となる場面もあった。また、アジアなどの実需筋の旺盛な買いが相場を下支
えた。欧州信用不安は根本的な解決には至っていないとの懸念も根強く、著しい不透明感
から積極的に買いを入れる動きにはつながらなかった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> 反発。経済指標を受けて米景気の先行きに対する過度な悲観論が後退し
買いが誘われた。ドイツでEFSF拡充法案が可決されたこともあり、リスク志向の地合
いが強まった。ただ、買い一巡後はドルが値を持ち直す動きにつられ上げ幅を縮小した。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
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[東京 30日 ロイター]