[ロサンゼルス 25日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニーは25日、テーマパークの人気アトラクション「スプラッシュ・マウンテン」のテーマを、ディズニープリンセス史上初の黒人のプリンセスが登場する「プリンセスと魔法のキス」に変更すると発表した。
現在のテーマは1946年の映画「南部の唄(うた)」がモデルになっているが、人種差別的なステレオタイプを助長するとして、見直しを求める署名運動が起きていた。
プリンセスと魔法のキスの主人公プリンセス「ティアナ」がマルディグラの準備をするという内容にリニューアルする。
「ティアナは現代の勇気ある権利を獲得した女性で、夢を追い求め、何が本当に大切かを決して見失わない。ニューオリンズとルイジアナを舞台にたくましい主人公が登場する素晴らしいストーリーだ」とディズニーは説明している。
黒人男性の警官暴行による死亡事件とその後の人種差別への抗議デモを受けて、米娯楽業界は過去の作品の見直しを迫られている。