[ウィンザー(英国) 12日 ロイター] - ヘンリー英王子は12日、先週死去した祖父のフィリップ殿下について、エリザベス女王に対する献身を称える一方、思いもよらない発言で客を魅了するちゃめっ気もあったと振り返った。
フィリップ殿下は9日、99歳で死去。妻であるエリザベス女王を在位69年にわたり支え続けた。
葬儀のために居住先のロサンゼルスから英国に戻ったヘンリー王子は声明で、「おじいちゃん、奉仕やおばあちゃんへの献身、そしていつも自分らしくいてくれてありがとう」と述べたほか、「鋭いウィットを持ち、その魅力や次にどういう発言をするか分からないという点でどんな場所でも注目を集めた」と祖父の思い出に言及した。
ヘンリー王子の兄、ウィリアム王子は「祖父がいなくなるのは寂しいが、彼は私たちに奉仕を続けてほしいと思っているはずだ」とし、殿下が公務に人生をささげた素晴らしい人だったと述べた。