[9日 ロイター] - テニスのマドリード・オープンは9日、マドリードで男子シングルス決勝を行い、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を下し、同大会2回目の優勝を果たした。
クレーコートのスペシャリストであるラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティエム(オーストリア)を退けて決勝まで進んだズベレフだが、第1セットは6─7で落とした。
しかし、第2セットを6─4で制すと、続くセットも6─3で奪ってマスターズ1000で通算4回目の頂点に輝いた。
ズベレフは優勝後のインタビューで「最高の気分だ。これは間違いなく特別な勝利。彼(ベレッティーニ)のようなサーブを打てる選手とあまり対戦していなかったので難しい試合だった」と振り返った。
全仏オープンで初の四大大会優勝を目指すズベレフは、来週ローマで行われる大会に照準を合わせ、「切り替えるのは難しいがローマも好きな大会なので、同じようにパフォーマンスを発揮したい」と意気込んだ。