[モスクワ 20日 ロイター] - ミャンマー空軍トップのマウン・マウン・チョー氏など複数の軍関係者が20日、ロシアの首都モスクワで開催される軍事ヘリコプターの展示会に出席するため、モスクワを訪れている。
モスクワ・タイムズ紙が、在モスクワのミャンマー大使館の関係者の話として伝えた。
マウン・マウン・チョー氏は、ミャンマーで2月1日に起きた軍事クーデターに関連して、米政府の制裁対象となっている。
ロシアは3月、ミャンマー軍との関係を強化する意向を表明。ロシアのフォミン国防次官は、ミャンマーでミン・アウン・フライン国軍総司令官と会談した。
ミャンマーのメディア「イラワジ」が匿名筋の情報として伝えたところによると、モスクワ訪問団には、ミャンマーの著名実業家で武器取引を手掛けるタイ・ザ氏も参加している。
訪問団は、武器や軍用品の調達など「20件以上のメガプロジェクト」について、ロシアの当局者と協議する予定という。