[21日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAに所属するサンプドリアを率いるクラウディオ・ラニエリ監督(69)は21日、今季限りでの退任を発表した。同クラブでは日本代表DF吉田麻也がプレーしている。
同じくセリエAのローマと、イングランド・プレミアリーグのレスターも率いた経験のあるラニエリ監督は、2019年10月に当時リーグ最下位で降格の危機にあったサンプドリアに就任。最終的に15位で終え、残留に導いた。今季は1試合を残して9位とすでに順位を確定させている。
ラニエリ監督は「本日、チームにもう1年は残らないことを伝えた。しかし、皆さんに感謝したい」とコメント。「特に(新型コロナウイルスによる)ロックダウンという状況においても選手たちは素晴らしく、最終的に(降格を)免れた。今年は良くない試合もいくつかあったが、良い試合もたくさんあった。サッカーとはそういうもの。心から選手たちに感謝したい」と述べた。