[21日 ロイター] - 英国オリンピック委員会(BOA)は21日、東京五輪・パラリンピックに出場する選手やスタッフらが渡航前に新型コロナウイルスのワクチンを接種することを発表した。
BOAによると、ワクチンは国際オリンピック委員会(IOC)と米製薬大手ファイザーの合意に基づいて調達され、英国民への現在の供給に支障は出ないという。
BOAの広報担当はロイターへのメールで、「英政府は、仕事をするにあたり訪日する必要があるという特殊な立場に基づき、英国代表のアスリートおよびスタッフらが東京五輪とパラリンピックに先立ちワクチン接種を完了することを承認した」と述べた。
IOCのジョン・コーツ副会長は21日、選手村に入るアスリートたちの8割以上が五輪開幕前にワクチンを接種するとの見通しを示した。