[コナクリ 22日 ロイター] - ギニアのスポーツ相は22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由に東京五輪出場を辞退するという前日の決定を覆し、同大会に5人の選手団が参加すると発表した。
スポーツ相は21日、同国オリンピック委員会に宛てた書簡で、新型コロナウイルスの変異株が急増していることを受けて「選手の健康を守る」ために参加を取りやめたと述べていた。
しかし、この動きは国際オリンピック委員会(IOC)から即座に反発を受け、22日には同国オリンピック委員会に「直前の決定に非常に驚いている。IOCと五輪主催者はあらゆる必要な措置を講じているため、これには誤解があると確信している」との書簡を送り、決定の再考を求めた。
スポーツ相は22日の声明で、保健当局からの保証を受けて政府は選手が五輪に参加することに合意したと発表。それ以上の詳細は述べられていない。