[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米マリスト大学が4日発表した世論調査で、ニューヨーク州のクオモ知事が部下を含む複数の女性に対してセクハラをしていたとする捜査結果を受け、同州の約6割の住人がクオモ知事は辞任すべきと考えていることが分かった。
無作為に抽出された同州の成人614人を対象に3日に電話で行われた調査によると、捜査結果を踏まえ辞任すべきだと答えた割合は59%、任期を全うすべきと答えた割合は32%、分からないと答えた割合は9%だった。
同州の民主党支持者では、「辞めるべき」が52%、「辞めるべきではない」が41%、「分からない」が8%。共和党支持者ではそれぞれ77%、16%、7%だった。
また、クオモ知事が何かしらの違法行為をしたと答えた割合は44%、違法ではないが倫理に反することをしたと答えた割合は29%、何も悪いことをしてないと答えた割合は7%、疑惑について十分聞いていないが6%、分からないが13%だった。