[16日 ロイター] - サッカーの欧州クラブ協会(ECA)は16日、欧州スーパーリーグ(ESL)構想に参加した12クラブのうち9クラブの再加盟を認めたことを明かした。
この9クラブはイタリア勢のACミランとインテル、イングランド勢のアーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッドとトットナム、さらにスペインのアトレチコ・マドリード。
ESL構想は欧州各国のトップクラブが一堂に会して争う新リーグを設立する動きだったが、各方面から猛反発を受けて、この9クラブはすぐに撤退していた。
ECAはこの9クラブについて、声明で「ESL構想がサッカー界の利益にならないことを各クラブが認め、プロジェクトを完全に放棄することを公に表明したことを考慮した」と述べた。
その一方で、レアル・マドリード、バルセロナ(ともにスペイン)とユベントス(イタリア)はESL構想の実現を諦めていないとし、除外されたままとなっている。