[23日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ人DFアルフォンソ・デービス(20)は23日、東京パラリンピック(24日開幕)に参加する難民選手団に応援メッセージを送った。
デービスはリベリア出身の両親のもと、ガーナの難民キャンプで誕生。そこで5年過ごしたのち、カナダに移住した。2018年にバイエルンに加入し、2020年の欧州チャンピオンズリーグ優勝に貢献した。
デービスはその後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使に就任。安全のために逃げなければなかった人々、差別を受けた人々の気持ちがよく分かるという。
同選手は難民選手団に対し、「ひとりではないということを知っていてほしい。世界中の人々があなたたちを応援しています」とツイート。
「みなさんの物語について読み、これまでの道のりについて知りました。みなさんは世界で最も勇敢なスポーツチームです」とし、「みなさんが東京パラリンピックに参加することにより、人々の人生は変わります」とつづった。