[ロンドン 3日 ロイター] - 英国のボリス・ジョンソン首相は3日、サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)欧州予選でイングランド代表の選手がハンガリー代表の一部サポーターから人種差別的行為を受けていた可能性があるとの報道を受け、「全く受け入れられない」とコメントした。
イングランドとハンガリーは2日にブダペストで対戦。英国メディアのスカイスポーツとITVによると、FWラヒーム・スターリングとジュード・ベリンガムに向けられた人種差別的な「モンキーチャント」をピッチサイドのリポーターが聞いたという。
ジョンソン首相はツイッターで、「イングランドの選手がハンガリーで人種差別を受けたことは、全く受け入れられない」と述べ、国際サッカー連盟(FIFA)に対し「このような不名誉な行為がサッカー界から永久に根絶されるための強力な行動」を取るよう求めた。
FIFAは3日、この件に関する懲戒手続きを開始したことを発表した。