[ニューヨーク 11日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク1位、ノバク・ジョコビッチ(34、セルビア)は、全米オープンで優勝すれば、歴代単独最多となる四大大会21回目の優勝となる。
ジョコビッチは四大大会の優勝回数(20回)でロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)と並んでいるが、たまにコート上で不快に映る言動を取るため、ファン人気ではフェデラーとナダルを下回っている。
ジョコビッチは今大会、観客が相手選手の応援に回った1回戦終了後、「いつも観客に応援してもらいたいが、毎回は不可能」と述べた。
第1シードのジョコビッチは12日の決勝では世界ランク2位で第2シードのダニル・メドベージェフ(25、ロシア)と対戦する。ジョコビッチは勝てば、男子では1969年のロッド・レーバー氏(オーストラリア)以来の年間グランドスラム達成となる。