[27日 ロイター] - 通算2回の五輪出場経験を持つ米体操女子のアリー・レイズマン(27)が、テレビの特番で自身の性的虐待被害者としての経験について明らかにすることになった。
レイズマンは3時間にわたる番組で、自身の回復への道のりを振り返るほか、性的虐待について複数の被害者や専門家と話し合ったという。
特番の制作について、レイズマンは自分にとってヒーリング効果とやりがいがあったものの、体力的に疲弊したと説明。ロイターに対し、「気分が悪くなったことと疲れから、被害者のインタビューの合間にソファーで横になって休んでいた」とし、「あのような気分にならないよう気をつけているが、そうなっても大丈夫だと思うようにもしている」と話した。
レイズマンは米国代表として2012年、16年の五輪に出場。計6個のメダルを獲得した。