[30日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、ネッツのジョセフ・ツァイ・オーナーは、新型コロナウイルスワクチンを接種しないことを選択したカイリー・アービングがいつからチームに合流し、プレーできるか不明だと述べた。
NBAは選手にワクチン接種を義務付けてはいないが、ネッツが本拠を置くニューヨークでは大規模な屋内施設への入場者に対し、ワクチンを少なくとも1回接種したことの証明を求めているため、アービングはホームゲームでプレーすることができない。
ネッツはシーズン開幕に先駆けて、アービングについて、チームの活動にフルに参加できるようになるまではプレーも練習も行わないと発表していた。
ツァイ氏は米ESPNのインタビューで「ニューヨークの条例で定められている限り、チームに合流するためにはワクチンを接種しなければならない」とコメント。「カイリーの信念を尊重したいが、チームとしても決断しなければならない。彼についての決断ではなく、チームとしてどうするかの決断だ」と話した。