[ウォルフスブルク(ドイツ) 11日 ロイター] - サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)欧州予選は11日、各地で行われ、すでに出場権を獲得しているJ組のドイツはリヒテンシュタインを9─0で一蹴した。
ドイツは前半11分にイルカイ・ギュンドアンのPKで先制すると、オウンゴール、レロイ・サネ、マルコ・ロイスの得点で前半のうちに4点を奪った。
そして後半にもサネ、トーマス・ミュラーの2得点、リドル・バクのゴールなどで5点を加えた。リヒテンシュタインは前半9分にいきなり退場者を出したのが響いた。
ドイツは新型コロナウイルスによる隔離措置で5選手が欠場し、メンバーの大幅な入れ替えを強いられたが、問題なく圧勝。ハンジ・フリック監督は就任後の6試合で全勝、同国代表監督としては過去最高のスタートとなっている。
B組のスペインは前半のパブロ・サラビアのPKでギリシャを1─0で下し、スウェーデンがジョージアに0─2で敗れたことで首位に浮上。次戦の2位スウェーデンとの直接対決を引き分け以上の結果で終えれば、本大会出場が決まる。