[14日 ロイター] - 男子テニスの世界ランキング15位、ドミニク・ティエム(28、オーストリア)は14日、負傷している手首の回復具合を理由に復帰が遅れると明らかにした。
このため、今月16日から18日にアブダビで開催されるエキシビションイベントの出場を辞退。声明で「まだ最高レベルで戦う準備が整っていないと感じている」と述べた。
ティエムは6月のマジョルカ・オープンで負傷して以来プレーしておらず、連覇のかかっていた四大大会の全米オープンにも出場できなかった。
エキシビションイベントには、女子の全米王者エマ・ラドゥカヌ(英国)も出場予定だったが、13日に新型コロナウイルスの陽性反応を示したことで辞退。男子では世界8位のカスパー・ルード(ノルウェー)も出場を取りやめた。