[24日 ロイター] - 米興行大手トップランク社のトッド・ドゥボーフ社長が、実現が遠のいたボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーとアンソニー・ジョシュア(ともに英国)の対戦はいつか実現すると私見を述べた。
フューリーは8月、当時はWBA、WBO、IBFの三団体でヘビー級王者だったジョシュアとサウジアラビアで対戦予定だったが、フューリーにデオンテイ・ワイルダー(米国)との再戦指令が出たためこの試合は延期に。その後、9月にジョシュアがオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に敗れてタイトルを失った。
この結果を受け、フューリーのプロモーターのフランク・ウォーレン氏は、ジョシュアとの試合は「実現しないと思う」と述べていた。
だが、ドゥボーフ氏は「私はフューリーとジョシュアがいつか戦うと思っている。なぜなら、それはみんなが見たい試合だからだ」と、スカイスポーツにコメント。ただし、そのためにはジョシュアがウシクとの再戦に勝つことが条件だとし、「もし再戦でウシクがまたセンセーショナルな結果を出せば、大衆はフューリーとウシクの対戦が見たいと言い出すかもしれない」と続けた。