[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は11日、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15、ロシア)がドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示した問題で、ワリエワのサポートチームを調査していると発表した。
RUSADAはロシア・オリンピック委員会(ROC)が2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で金メダルを獲得した7日に、ワリエワの検査結果を受け取った。検体は昨年12月に採取されたものだが、新型コロナウイルスの影響でスウェーデンの検査所での分析が遅れたという。
RUSADAは「ワリエワが未成年であることから、選手の関係者の調査を開始した。目的は『保護を受ける人物』の利益のために、反ドーピング規定違反の可能性がある全ての状況を特定するためだ」と述べた。