[28日 ロイター] - ロシア国防省は28日、核ミサイル部隊と北部および太平洋艦隊が、プーチン大統領からの命令を受けて戦闘態勢の強化に入ったことを明らかにした。インタファクス通信が報じた。
報道によると、ショイグ国防相はプーチン大統領に対し「戦略ミサイル部隊、北部・太平洋艦隊、長距離航空部隊の司令部が人員を増強して戦闘任務を遂行し始めた」と報告したという。
プーチン大統領は27日、北大西洋条約機構(NATO)首脳らによる声明と西側諸国の対ロ経済制裁を受け、核戦力を含む核抑止部隊の高度警戒態勢を取るよう軍司令部に命じた。