[エルサレム 6日 ロイター] - イスラエルのベネット首相は6日、成功の可能性が低くてもイスラエルはロシアとウクライナの仲介を継続すると表明した。
ベネット首相は5日、モスクワでロシアのプーチン大統領と3時間ほど会談した。ベネット氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領の要請を受け、ロシアとウクライナの仲介を申し出た。
イスラエル大統領府によると、ベネット氏は週末にゼレンスキー氏と3回会談した。
ベネット氏は内閣向けテレビ演説で「たとえ可能性が低くても、要請があれば支援を続ける」と表明。「あらゆる試みをすることが道徳的義務だと考えている」と語った。
ロシア大統領府によると、ロシアとイスラエルの首脳は6日に再び電話会談を行い「多くの国の首脳らとの最近の接触」について議論した。
ベネット氏はドイツとフランスの首脳らとも協議している。また、イスラエル政府当局者によると、同国のラピド外相は7日にラトビアの首都リガでブリンケン米国務長官と会談する予定。