[26日 ロイター] - テニス四大大会のウィンブルドン選手権を主催するオールイングランド・クラブは26日、大会に出場する選手に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けないと述べ、大会前の隔離も不要と発表した。
男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(34、セルビア)は、ワクチン未接種により今年の全豪オープンなどに出場できなかったが、ウィンブルドン出場に向けた障壁はなくなり、同大会7回目の優勝を目指せる状況となった。
ジョコビッチは全仏オープンにも出場する予定。現在、四大大会では通算20勝を挙げており、史上最多21勝のラファエル・ナダル(スペイン)を追いかけている。
ウィンブルドンは6月27日に開幕する。