[ストックホルム 12日 ロイター] - スウェーデンのリンデ外相は12日、フィンランド大統領と首相の北大西洋条約機構(NATO)加盟申請に関する声明を自国の加盟申請に関する決定で考慮する方針を示した。
フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相はこの日、NATOに「遅滞なく」加盟申請しなければならないと表明した。
リンデ外相はツイッターに「フィンランドはスウェーデンにとって最も近い安全保障・防衛上のパートナーだ。フィンランドの(NATO加盟申請に関する)評価を考慮に入れる必要がある」と投稿した。
スウェーデン紙エクスプレッセンは12日、政府が北大西洋条約機構(NATO)への加盟を来週申請する計画と伝えた。16日に議会が安全保障状況について討議し、アンデション首相が臨時閣議を開催して加盟申請を正式に決定するとしている。