[ロンドン 30日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は30日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、女子シングルス2回戦で世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)がレスリー・ケルクホフェ(オランダ)にセットカウント2─1で勝利を収めた。
シフィオンテクは第1セットを6─4で取ると、第2セットは4─6と奪われたが最終セットを6─3で制した。この結果、シングルスで37連勝となり、1997年にマルチナ・ヒンギス氏が残した記録に肩を並べた。なお、歴代最長記録はマルチナ・ナブラチロワ氏が84年に達成した74連勝。
試合後、シフィオンテクはコート上のインタビューで「その記録に1勝を追加できたことは私にとって特別なこと。しかし、プレーしている時は考えていない。ただ、芝でできる限り最高のプレーをしようと心がけているし、そうすれば結果はついてくる。37連勝はうれしい。さらに更新できるよう最善を尽くす」と語った。
そのほか、第4シードのパウラ・バドサ(スペイン)、第8シードのジェシカ・ペグラ(米国)は勝ち上がった一方、第6シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)は敗退した。