[ロンドン 4日 ロイター] - 自動車レースF1で通算7回の個人総合優勝を誇るルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は今季第10戦、英国グランプリ(GP)を終えて、再び勝てる日はそう遠くはないと語った。
ハミルトンは3日に行われた英国GP決勝で3位に入り、同GP最多となる13回目の表彰台を獲得。今季初めてレースでトップに立ったほか、最速ラップでボーナスポイントも獲得した。
メルセデスは過去8年間にわたり圧倒的な強さを見せてきたが、今季は車の上下動に苦戦。英国GPではパフォーマンス向上のため、さまざまなアップグレードを実施した。
レースはカルロス・サインツ(スペイン、フェラーリ)が優勝。セルヒオ・ペレス(メキシコ、レッドブル)が2位だった。ハミルトンは「彼らに一歩近づくことができた。今後もプッシュし続けなければならない」とコメント。
「勝負に参加できたことに大きな希望が持てる」とし、「まだ勝てるポジションにはいないが、そう遠くはない」と完全復活に向けて期待を寄せた。